子ども版 三国志1〜5

横山三国志を小休止といいながら、復習をかねてというより大筋をつかみたくて、子ども版に手を出してみた。とても面白く展開が早く楽しい(精神年齢ぴったり?)
レッドクリフ」を少しだけ見たが、ちょっと表現が違うところがあり、横山版を早く読みたくなる。(劉備の妻子をちょううんが助け出す場面)
(漢字変換されない地名、人名はとりあえず「ひらがな」です悪しからず)
1・三人のかたい約束

三人のかたい約束 (子ども版 三国志)

三人のかたい約束 (子ども版 三国志)

劉備は15歳になり「ろしょく」先生のところで学ぶ。そこでこれまで自分は「井戸の中のカエルだったなあ」と気づく。自分の村にいるときは何をさせても劉備にかなうものはいなかったからだ。
張飛関羽との出逢い。少年「ちょううん」との出会いも。。。

2・戦いのうずをくぐって

戦いのうずをくぐって (子ども版 三国志)

戦いのうずをくぐって (子ども版 三国志)

曹操の冷徹さ冷血ぶりの兆候がすでにあらわれ決定的になる。。
「とうたく」を殺しに行くのは「国王の秘密の命令をうけているからだ」とウソをいって県令(知事)の陳宮(ちんきゅう)に同行してもらい関所を通り抜ける。
父親の友達伯奢(はくしゃ)の家に泊めてもらうことになったとき、伯奢を疑って家来ともども皆殺しにしてしまう残虐な場面は「横山三国志」にもあってその展開に驚いたが。。
ここでは子ども向けということもあり、さらに噛み砕いてある印象。
陳宮が「曹操というのはこんなやつだったのか、助けてやったのは間違いだった。県令の役職まで捨ててきたのに」とつぶやき曹操が寝ているうちに去る。。
陳宮はのちに曹操との戦いに一生をかけることになる、とまで記されている。

3.さかまく黄河

さかまく黄河 (子ども版 三国志)

さかまく黄河 (子ども版 三国志)

官渡の大合戦、髀肉の嘆、軍師徐庶(じょしょ)、水鏡先生もあらわれついに軍師諸葛孔明登場か!?

4・竜をむかえる
天下三分の計、水魚のまじわり

竜をむかえる (子ども版 三国志)

竜をむかえる (子ども版 三国志)

5・赤癖の大勝利
苦肉の計、孔明天文学にも秀でていたのですね。。関羽のやさしさも。。

三国志 5 赤壁の大勝利

三国志 5 赤壁の大勝利