新潮読書クラブ第一回 山田詠美「蝶々の纏足・風葬の教室」

Audible版『新潮読書クラブ 第一回 山田詠美『蝶々の纏足・風葬の教室』 』 | 瀧井 朝世, 村田 沙耶香 | Audible.co.jp

 

瀧井朝世氏、村田紗耶香氏の対談(公開対談?)

最近Amazonオーディブルで村田紗耶香著「コンビニ人間」を聞き(出版当初に単行本で既読)、既読なのだが、すごく楽しめた。忘れていることもいっぱいあった。

前に読んだときもとても楽しめたことを思い出す。

 

男のひとを「飼う」みたいに「結婚」するとき(説明は省きます)、お互いの利害が一致してウィンウィンだ!みたいな展開も斬新だけどなるほど!と単行本を読んだ当時も思った。

そしていま再読(聞いて)これがまるで、いま放送中の朝ドラ「虎に翼」と同じじゃん!とおもったのだ。

周囲からの「結婚」への圧力がすごくて、結婚したら周囲が鎮まる、みたいなところ。

状況やその後の展開は全然違うけど。。

 

で、ほかになにか村田さんの作品はないか?検索したらこの読書クラブ(編集者との公開対談?)がヒットしたので聞いた。とてもいい!

これは村田紗耶香氏の作品ではないが、彼女のしゃべり方が好きなので、オーライ!満足~

以前、テレビで「僕らの時代」だったか?で出演されたときのおしゃべりが本当に正直な感じでものすごく好感をもった。

その時と変わらない印象で誠実に言葉を選び、まあまあ早口で一生懸命説明する。

同じ本を何度も読むタイプで、あまり数は読んでいないとのこと。

山田詠美さんの作品を数冊常にカバンに入れて何度も繰り返し読み、そのたびに新鮮。発見もある。と。

言葉の選び方、字の選び方も完璧で素晴らしい。

何度も読んでいて、内容も知っているはずなのに忘れていて「どうなるんだろう」とドキドキしながら読む。ほんとですか!笑

 

私自身も、たまに、既視感があるなあ?とおもいながらかなり読み進んでから「あ!やっぱり前に読んだわ。」ということがあるので、村田さんが堂々と発表されて(ちょっと、いやかなり違うけど笑)すごくほっとした。

山田詠美さんの作品、何冊か読んだが、この2作品は未読なのでぜひ読みたいです。

読んでないんか~い。すいません。。