国道沿いのファミレス

国道沿いのファミレス

国道沿いのファミレス

昨夜アルコールの回った頭で書いて消してしまった〜仕切り直し。

「著者が著書を語る」みたいな新聞記事で興味を持つ。
曰く「普通の話」「ファミレスに行く軽い気持ちで楽しんでもらいたい」と。

いやあ、まあ半分くらいは普通かもしれないけど、相当ヘビーな部分もあったな。主人公佐藤くんは実家のある町(やや地方?)のファミレスへ転勤してくる。不本意に。。善幸(よしゆき)なのにユキちゃんと親や親しい子に呼ばれている。
親友のシンゴは何となくクネクネした感じの子で、読んでいる間ずっと「楽しんご」しか思い浮かべられなかった。彼女(いるんですよ!)よりもユキちゃんが大事!と公言してはばからないようなヤツ。なんなんだこのひとたちは。

職場のファミレスで働く社員、バイトも登場人物がかなり絞られていていてよい。「昼間はパートの主婦が多い」のひとことで片付けられてパートの主婦は名前すら出てきませんよ。いや私ファミレスでパートしてませんけどね。

(昨夜何書いていたんだったかすっかり忘れました)

かなりキツイ話も出てくるんだけど作者のまなざしが温かいというか、ほとんどの人に感情移入する部分があるかも、というくらい。全員じゃないけど。
あと、役割分担。職場だけとは限らず、人が集まれば自然と優しい人厳しい人ムードメーカー、、などの役割ができるもんだなあと常々ぼんやり考えていたことを何故かまた思った。
そして、それは必ずしもその人の性格を反映するとは限らず、立場変われば役割変わるというものであり、社会を回していくためには必要なことなんである。たぶん作者はそんなことを言うために書いたのではないんでしょうけど。