ゲゲゲの女房

NHK朝ドラの原作本。水木しげるの奥様が書いた自伝を元にしてドラマになっているのだけれど、ドラマとはあくまでも別物として深く読める気がした。
水木サンは自分の書いたマンガがTVドラマになるときも(ゲゲゲの鬼太郎の前に、「悪魔くん」という作品が実写版ドラマになったそうです)あまり「原作に忠実に作るように」希望する作家ではなかったそうです。
とはいえ、ドラマでの赤貧ぶり^^はほとんど脚色も誇張もないような事実のようで。。。原稿料の不払い、先延ばしにされたあげく踏み倒される、などなど。。読んでいても「どうにかならないの?」とカッカしそうになりますが。
その後の鬼太郎のヒット、ヒットの陰の孤独(奥様だけでなく水木さんも…)。。その後のスランプ時代のことなど、すべて必然の出来事に思えます。
「終わりよければすべて良し」いい言葉だなあ。

ゲゲゲの女房

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