つぐない

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(編集7/3)
「両家の子女(姉妹)」と「その家の使用人の息子」の三角関係。
という設定は先月見た映画「いつか眠りにつく前に」をちょっと思い出したが

それとはまた別物の、スリリングな展開である。ぐいぐいと進む。
進むだけでなく、ちょっと時間が巻戻ったりするのが新鮮で、面白いなあと思った。
音楽もタイプライターの音が忙しなく鳴ったり、主人公の歩き方も独特で、ハラハラ度に拍車がかかる。
原作は未読だが、先日TVである人が
「単行本は100回以上、ボロボロになるくらい読んだので文庫本を買い直した」と言っておられて非常に興味を持ち、まずは映画(!?)と思い立った次第。

ラストは原作と変えてあるとの事でしたが。
救いがあるとかないとか、そんな事を言ったらどんな本も読めないし映画も見られませんねなんつって。

つぐないと、いつか眠りに〜の両方にヴァネッサレッドグレイヴが出ていたというのは、偶然の一致でしょうか。

ついでにいつか眠りに〜の感想メモを今頃UP