移民の宴

移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

面白かった〜。高野さんの愛にあふれた一冊。
巻頭のカラー写真を度々見ながら読み進む。
ウッカリとしていて、朝鮮族中国人の高先生にキムチの作り方などを教わるところでは、終盤で巻頭写真を見て「あ!高先生って男性だった?」となったりして。
ちゃんとはじめに「三十代半ばの若い男性」と出ているのに、いつの間にか、一緒に材料を買い出しに行ってキムチを仕込むというところではすでに私の脳内では女性になっていた。

他には、成田のタイ人、関東(茨城?)のイラン人、南三陸町のフィリピン人、神楽坂のフランス人、東京四谷の中華学校事情、館林市ミャンマー人など、鶴見の沖縄系ブラジル人、西葛西のインド人、ロシアンクリスマス、東京で震災にあって妊婦である奥さんと九州小倉へ避難したスーダン人(本人は盲目で奥さんは日本語ががあまりわからない)。。。。。

みんな日本食は簡単だ!というらしい。言われてみればそうである。豆腐、納豆、刺身はそのまま食べられるし、肉や野菜は煮るだけ、焼くだけ。。だと。
反論の余地なしか???どうでしょう〜。