それでも地球は回ってる

三谷幸喜のありふれた生活10 それでも地球は回ってる

三谷幸喜のありふれた生活10 それでも地球は回ってる

清水ミチコさんとの掛け合いではない三谷さん単独のエッセイ。久しぶりにまとめて読んだがとても面白かった。
独特の起承転結がたのしく、最後にクッと落とされてブッと吹き出したり、最初の1行でふいを突かれて「えー」と言ったり。
自己愛を貫いているところもいいし、気を使ってグルグルに堂々めぐりしているところもたまりません。
巻末の特別対談も面白かったです。大竹しのぶの間の絶妙さを再認識した。。


(以下、覚え書きのために書き留めさせてもらいます。あとで自分で読み返したときにナンのこと言っているのか多分忘れるので)
・ふたりを結びつけたのは僕なのです(藤原竜也中村勘太郎
・突然ですが僕ら夫婦は離婚しました。
・ホテルに缶詰になった時の、ゆで卵の注文のくだりなど。(どんどん自分が面倒くさい客になってきている、というふうに思う思考回路はものすごくわかります。)