- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2003/03/21
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
紹介されていたのは123ページ「ビュッフェは自分でコースをつくる」という章。
1930年代イギリス郊外にあるカントリーハウスを舞台に貴族とそこで働く使用人のドラマを描いた映画であるということ。
その客人の中にアメリカ人ビジネスマンがいて、朝食に下りてきたときに他の客人たちがビュッフェスタイルで食事しているのをみて驚く。それをみてイギリス人が「イギリス紳士は朝食をサービスしてもらう事はない」と言う。。
というだけの紹介なのです。それを受けてビュッフェのスマートな回り方を紹介し、次章の食事マナーへと続きます。
あえて言えば、わざわざ紹介するまでもないほどの映画の取りあげられ方だとも言えるんですが。紹介してもらって良かったですわ〜。けなしてません。文句言ってません。喜んでるんです!!
あらすじには全然関係ないようなほんのちょっとしたシーンなのですが。。
この映画全体がかなりの割合でそんなシーンの積み重ねなのかもしれません。
門倉さんに紹介していただかなかったらみることのない映画だったでしょう。
見始めていきなり「マギースミス」が、そして次に「ヘレンミレン」が出てきたあたりでこれはかなり重厚な作品かな、と期待が高まります。
(アカデミー脚本賞を受賞されたまさに正統派の映画でした、知りませんでした)
そして、アニメ名探偵コナンの定番のような、山荘に集まった客人達。その付き人たちそれぞれの人間模様が織りなされ、頭がこんがらがります。。。
しかし、付き人たちは主人の苗字に「ミス」や「ミスター」をつけて呼ばれ、個人の名前で呼ばれないとセリフで説明されている通りなので、多少混乱は和らぐ。。
例えば、ワイズマンさんの付き人が男性ならば「ミスター・ワイズマン」と呼ばれる。
ミステリーとDVDに書いてあるとおり事件が起こります。
名優たちの演技に最後まで魅せられます。
門倉さんの紹介に出てくるアメリカ人というのが、私には「ティファニーで朝食を」に出てくるジャパニーズ(メガネの出っ歯)のように完全にキャラ立てされているように思えました。米英の永遠の謎?確執??