ああやっと読めましたありがとう。ぼんやりおはなしの概要は知っていたつもりでしたが、こういう時代のこういうおはなしだったのですね。うっとり。
いやうっとりしている場合じゃないのでしょうけど、うっとり。
時子奥様あこがれます。旦那様とかぼっちゃん、、とか出てくるのでついつい「猫村さん」を思い出しながら。
8月15日を挟んで読んでいたということになにかを感じる。それぞれの終戦記念日。
日曜日の「週間こどもニュース」で何人かの一般人の方に戦争のインタビューをしていたのだが、昭和19年夏(小学3年生)から約一年間集団疎開していた東京の男性の話に胸が詰まったことを思い出した。「トンボをつかまえてハネと目をむしって50匹くらい食べたよ。おいしいというよりお腹がふくれたらよかったから」とか当時のことを色々小学生のインタビュアーに明るく淡々と話していたのだが、その子と一緒に終戦以来はじめて疎開していた土地に行き、玉音放送を聞いたことなども普通に話し、この石垣も変わらないね懐かしいと言っていたのに、宿泊していた建物の前に来たとたん突然嗚咽。。しきりに「ごめんね。いろんなことが思い出されて胸が詰まっちゃった。」と。終戦後もなかなか両親が迎えに来れなかったりたくさん辛かったんだろうなあ。小学3,4年生の子が。。
めちゃくちゃ話がそれました。
- 作者: 中島京子
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