ガール

中野さんの「おみごと手帖」のなかで触れられていて気になったもののひとつ。奥田英朗さんデビューでした（遅い？）はまりにはまって久しぶりに芋づる式読書に突入しそうです。（なにかのきっかけで一人の作家を追っかけるパターン）。。もともと中野さんは「無理」という小説をメインに紹介されていたのだけどたまたま図書館になくて^^。「ガール」は何年か前に読んだ篠田節子「女たちのジハード」をちょっぴり思い出したけど、あちらは重厚な長編で、こちらは短編集となっていて、どの登場人物も愛すべきキャラで、書きようによってはどれだけでも長編展開にもっていけそうな話なのに、読後感スッキリ！という感じにそれぞれ着地しているのが心地良い。性善説な人なのかな奥田さんは。他の本を読んでいないのでわかりませんが。

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