見た映画

ヒロシマに関する映画を別の日に2本見ました。
一本はドキュメンタリー。一本はフィクション。

「夕凪の街 桜の国」の原作漫画を読んだのは昨年の夏。
とても柔らかい儚げな印象で、戦争反対、原爆反対と声高に述べないところが返って被爆者やその家族、その子孫、、の悲しみをあらわしているようでした。

『夕凪の街』『桜の国(一)』『桜の国(二)』と三部に分かれており
終戦後10年・直接の被爆者女性(皆実)の恋
・さらに10年後くらい?・皆実の弟、旭(あさひ・疎開中で被爆をまぬがれた) の娘(七波)と息子(凪生)の小学生時代
・現代・
と漫画では三部構成なのが、映画では二部になり、少しずつ年代がずらしてありましたが違和感なく、原作にあまりに忠実だったので驚きました。

漫画を読んだ後に、これが映画になると聞いた時は絶句。このお話がどうやってえいがになるのか?とても無理。難しいと思ったけど杞憂で。。
脚本の素晴らしさ、です。

皆実役の麻生久美子さんも七海役の田中麗奈ちゃんも素敵でした。
キャストが全員良かったと思います。