- 作者: こうの史代
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2004/10/12
- メディア: コミック
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井上ひさし(何故に呼び捨て?)は文章は短くしろ!削れ!というし、金井美恵子さんは結構長文書かれるし、私ゃ〜一体どーすりゃいいの?てなもんですが。
どちらも好きなので「ま、いっか。」
そういえば、中一の子に心理テストをされた。
「今食べたものが賞味期限切れだったことに気付きました、どう思いますか?」
「ま、いっか。」と答えた。
「親友に裏切られた時のあなたの心理」ですと。ふーんそうかもな(悲)
てことで優柔不断、できれば穏便に済ませたい、という私そのものではないですか?
話戻って、井上氏の著書は「吉里吉里人」だけしか読んでいない?確か高校生の時、こんな分厚い本を読破した自分に驚いた。面白くてどんどん読み進んだことを覚えている。
「〜作文教室」は主に講演録なんだけど、話も興味深くて面白い。
日本語は「窓から首を出す」というが、これをそのまま英訳すれば「首を出して、頭はどうする?」となる。とか!
戦争の話も非常にわかりやすく解説してくれています。外国軍は、戦争のとき軍隊にちゃんと「炊事者」がいた。日本軍は各自「飯ごう炊さん」だ!(目からウロコ)
「戦え!ご飯も作れ!足りない分は精神力で補え」こんなんじゃ戦えというほうが無理だと。
日本人も日本語も戦うことにはもともと向いていないという結論に達するそうですが、そうかもしれません。
映画「父と暮せば」のこともちょっと出てくるのですが、井上氏の原作だったのですね!
舞台調の演出も多々あって、斬新で素晴らしかった。
原作はどうなんだろうとあらためて読んでみたくなりました。
宮沢りえちゃんは美しいし、幻想的だった。。
話戻ったというかそれた。。
(この日記、改行が難しいな〜。)